インド株はまだまだ元気です。今が一番たのしい時期です。資産倍増にぜひ参考にしてください。
日本でインド株式投資信託が設立されたのは2004年のことです。今では10程度のインド株式投資信託があるようですが、商品数はまだまだこれから増えていくでしょう。
インドの経済は知的集約型産業と呼ばれている物です。インドと言ったら今はIT大国として知られています。インドのコンピュータの技術は非常に目を見張る物があり、今では医療分野の発展などが知的集約型の産業と言われる所以です。またそれを裏付ける高レベルな高等教育などで人材が豊富でありながらも労働賃金が安いのもまた特徴でしょう。そして、人口の増加に伴う個人消費の拡大もまたよく言われていることです。2006年で人口がなんと11億人と言われており、2050年には人口が今の中国を追い越し14億になるとまで言われています。また、若年層が多いことからも個人消費の拡大が期待できると言うことはおわかりいただけるかと思います。経済の発展に併せて所得の上昇率も目覚しく、個人消費は実際に上昇し続けている状態です。
上げています。
さらにインド国内のインフラ設備はまだまだ不十分な状態で公共交通の遅延なども日常茶飯事のことです。そういったことから、まだまだ発展の余地のある国としても期待されているのです。
現在ではインド株を直接個人が購入することはできません。つまり、インド企業ごとの個別の銘柄で購入できない状態なのです。それではどうやってインド株に投資するのでしょうか。インド株は投資信託やアメリカに上場しているインドの企業の株を購入することでインドへ投資することが可能になります。
しかし、それは現在の話で最終的にはインド株も普通に証券会社などを通してインド企業の株を直接購入することができるようになってくるでしょう。
現状でインドの株に投資するのであればアメリカ委託証券を購入するのが最も一般的な方法でしょう。アメリカ委託証券は略してADR【American Depositary Receipt】と呼ばれています。アメリカ委託証券では今のところ10銘柄の取り扱いがあり、ネットで売買するのなら楽天証券が便利なようです。
購入できる銘柄でやはり目立つのはIT企業です。10銘柄のうち4銘柄はIT企業でほかは電話や医療、銀行などが名を連ねているようです。中でも目立っているのはやはりインドの財閥タタグループの中核企業で国内の商用車のシェアは60%というタタ・モーターズです。こういった列強企業が多く入っている中にあれだけのIT企業の名前が入っているのはやはりさすがIT大国と言ったところでしょうか。
インド株だけではありませんが株を買うときにはやはりある程度の基準や指標などがあるでしょう。今回はインド株を買うという前提でポイントを幾つか考えていきましょう。まず基準価格を調べましょう。つまり時価です。設定日から、今までの基準価格が右肩上がりで上昇しているかどうかが重要なところです。チャートグラフを見てみるのがわかりやすいでしょう。
また実際に運用をするのはどの程度の期間になるのかもまた重要です。インドの国としての期待感を考えたら投資期間は長くても良いかもしれません。
さらに、純資産総額も重要です。この額が大きい方が分散投資と安定した運用が可能になります。総額が50億円以上で時間とともに増加していくファンドが理想的でしょう。
そして、もう一点。手数料はとても重要です。どんなにインド株が当たったとしても手数料が高かったらその分損をしてしまいますから。あらかじめ手数料など必要な費用をチェックしておくことで未然にトラブルなども回避できるでしょう。
もちろん、重要になるのは株も投資信託も同じですが。上昇していく期待のある物を買わないと意味がありません。いくら安定していてもこれ以上の上昇が望めない株であればそれはあまり投資としては難しい物になってしまうでしょう。